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薬師瑠璃光如来(兵庫県指定文化財) |
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高家寺は霊亀年中(715〜717)に創建されたと伝えられています。境内の東南隅にある大木に囲まれた塔跡(太寺廃寺塔跡・兵庫県指定文化財)には、礎石や白鳳・奈良・平安・鎌倉・江戸と各代にわたっての古瓦が出土。その昔は東に塔、西に金堂、中央に講堂と配置された、壮大な上代寺院のお寺であったと推測されます。尚、塔跡の中央には役の行者と不動尊の石仏が祀られてあります。
本堂(明石市指定文化財・播州薬師霊場第五番札所)は、元和年間(1615〜1623)に明石城の初代城主、小笠原忠政(真)公の外護のもと、築城後すぐに確立された。内陣の宮殿には、秘仏の本尊薬師如来・脇士の日光菩薩・月光菩薩が祀られています。この薬師如来は藤原末の作の仏さまになっております。その他に四天王・十二神将・阿弥陀如来・地蔵菩薩・子安観音・毘沙門天・寶頭盧尊者、そして宗祖伝教大師像をお祀しています。
境内には太寺保育園があり、かわいい子どもたちが毎日お薬師さまに守られて思い出多い保育園生活をおくっています。
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