|
千手観世音菩薩 |
|
利生常に 勝るる寺の観世音 二世の願いを 満ててたまわれ |
|
大化年間、法道仙人の開基と伝える。往古は120余りの堂坊甍を連ね隆盛を極めたとういが、天正年間、明智光秀の兵火により堂塔悉く灰燼に帰す。寛永年間、再興を志すも中途挫折。元禄年間、ようやく再建。120年余の間御仏たちは里人がお守りしていたという。明治初年まで塔中5箇院、現在は慈眼院のみ法燈をつぐ。
本尊千手観世音菩薩。鎌倉時代初期。銅造鍍金。明治44年国宝指定、昭和25年重要文化財に指定変更。
薬師如来座像。もと奥の院の本尊という。重要文化財。
「鬼こそ」と呼ばれる追儺の式を伝承。丹波地方では珍しい。
境内1万余坪。四季の風景極めて美しく、古杉老桧亭々として立つ鬱蒼たる美林の中を、普門橋から参道の石段360余り本堂まで。
|
|
|