第3部 寺院大図鑑 190頁 掲載
歸見山(きけんざん)一説に喜見山
笠形寺(かさがたでら)
 
住所
〒679−2301
神崎郡市川町上牛尾2042番地
 
連絡先・URL
TEL 0790−27−0396
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御本尊
聖観世音菩薩


御詠歌
南無観世音、世のうきめみえぬ
    みやまのかさがたのみのりにしげる すぎのむらだち


縁起
 笠形寺は天台宗に属し、比叡山延暦寺を総本山としている。当寺の縁起三十六代孝徳天皇御宇白雉年中(西暦650)法道仙人の開創平安時代弘仁年中(西暦810)慈覚大師によって中興開山と伝う。観音大士験現の浄土二社明神垂跡の清地として連綿と法灯を伝う。明治初年神佛分離となり笠形寺の中心は現今の庫裡に移る笠形神社は寺の鎮守社なり。社殿本堂その他の堂宇を併列し典型的山岳佛教神仏習合を伝えて来た。明治二十一年六月庫裡より出火し全焼す。同二十三年再建以後改増築現今に至る。昭和五十二年三月庫裡の庭にある樹齢約五百年「こうやまき」天然記念物として県の指定を受く。町指定の文化財として昭和四十六年三月指定木造兜跋毘沙門天立像同、不動明王座像同、聖観世音立像、慈覚大師御真筆絹本着色不動明王二童子像一幅(何れも平安時代初期)、天文二十二年再造銘の追儺式鬼面(山之神)一面等あり。




年中行事
2月 3日 節分祭(信徒各家星祭奉修) 
3月15日  涅槃会 
地図

交通機関
JR姫路駅前 神姫バスにて瀬加行乗車 約1時間20分 瀬加終点下車 徒歩にて25分
タクシー JR播但線福崎駅又は甘地駅より約30分〜35分にて笠形寺まで
自動車 中国自動車道福崎インター下車 国道312号線市川町落合橋より右折 瀬加線北上約30分
播但有料道路市川南ランプ下車 東の方上田中より瀬加線にて北上 約30分(駐車空地あり)
 
 
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