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第2部 |
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寺院大図鑑 128頁 掲載 |
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三尾山(みつおざん) |
弘誓寺(ぐぜいじ) |
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〒669−2732 |
篠山市上坂井933番地 |
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TEL 079−593−0009
FAX 079−593−0077
メール
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大日如来 |
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誓いある風にまよいの雲はれて 峯をも谷も三つの尾の山 |
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大化三年五月、法道仙人一宇の草庵を結びて観音大士を安置する。名を弘誓寺という。
当時宗派未定。大同三年、伝教大師勅命を奉じ来たり、当寺を中興して三ヶ院を建立する。一を願主院と名付け、ニを後生坊、三を東光坊という。
これより天台宗となる。
その後文治四年まで三百八十年間法勢全国に冠る。惜哉当時兵乱の為焼失する。然るに本尊観音は依然として危難を免れる。これを興法寺に遷す。これより明広年中まで同寺の旧跡と称する。時なる哉当国三尾の城主赤井刑部大輔深く観音を信仰し、たちまち同寺を旧跡に再興し本尊を再遷する。又、三尾城内に祭崇せる大日如来は行基菩薩の作なるものを本尊の側に安置して、志願満足なるを喜ぶ。かつ同寺名の上に冠をしめて三尾山と号す。
時既に寛文に寅年に及び、本尊の如意輪観世音菩薩、当時の住職僧に夢告していわく「我わ補処の菩薩なり。しかるに毘声舎那仏を側にせん。宜しく大日如来を中尊となすべし」と。
此故に大日如来を本尊と改めたり。
天和二年旧幕府諸寺院改制以来、比叡山延暦寺末寺となり、当国四ヶ本寺その一つに定められたり。
従前は独立中本寺と見えたり。委しくは当寺の旧記に著名なり。
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1月 1日 |
初まいり |
2月 3日 |
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2月15日 |
釈尊入滅の日(涅槃会) |
3月21日 |
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5月 8日 |
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天台大師入滅日 |
12月 8日 |
釈尊悟りの日 |
12月31日 |
除夜の鐘 |
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タクシー JR篠山口駅より約15分
神姫バス JR篠山口駅より桑原又は草山温泉行(宮田経由)坂井停留所下車徒歩2分
自動車 近畿自動車道丹南篠山口インター下車約15分 |
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