第4部 寺院大図鑑 222頁 掲載
書寫山(しょしゃざん)
圓教寺(えんぎょうじ)
 
住所
〒671−2201
兵庫県姫路市書写2968
 
連絡先・URL
TEL 079−266−3327(代)
I P 050−3532−2379
FAX 079−266−4908
メール
ホームページhttp://www.shosha.or.jp/

御本尊
大講堂−釋迦三尊
摩尼殿−六臂如意輪観世音菩薩
開山堂−性空悉地菩薩


御詠歌
西国第二十七番
  はるばると 登れば書写の山おろし 松のひびきも 御法なるらん
播磨西国第一番
  なにごとも 心にかなう山なれば これもほとけの 圓教寺かな


縁起
 圓教寺は、釈迦如来を本尊とし、康保三年(九六六)性空上人によって創建された。性空上人は、敏達天皇の子孫橘諸兄の五代目にあたられる。この山に登る者は、菩提心をおこし、峰に住む者は、六根を淨むという文珠菩薩のお告げによって入山された。天元元年(九七八)第三霊地、白山権現の地で六根清浄を得られ、永観二年(九八四)には、夢の中で金剛薩唾にあわれ、両部の印明を受けられた。その後、書写の聖・性空の名は、都にまでとどき、上人の名は、一躍有名になり、多くの人々が、御利益を得ようと山に登った。花山法皇は二度も御来駕になられ、後白河法皇も七日間参篭され、後醍醐天皇は隠岐の島より御遷幸の際一泊された。このように多くの信仰を集め、善男善女の参詣や多くの僧侶の修行の道場として栄えた。国指定重要文化財の建造物八棟、仏像八体。県指定文化財は、仏像一体、建造物(詳細 建造物10棟・笠塔婆1基・銅鐘1口)等八件。市指定文化財二件。境内地は、国の史跡に指定されている。




年中行事
1月 1日 諸堂拝礼國祷会・元三会 
1月 8日  山王講 
1月18日  修正会・鬼追い会式* 
2月 3日  節分会・星祭 
2月15日  涅槃会 
3月6〜9日  法華経不断経会* 
3月10日  胎蔵界曼荼羅供法要* 
3月 中日  春季彼岸会・中日大施餓鬼会 
4月10日  開山性空上人忌大法要* 
5月7・8日  灌佛会・花祭 
5月23日  山王講 
5月28日  勧学会 
6月 4日  山家会 
6月 5日  朝霧会・慶雲会
6月15日  蓮華会 
6月26日  チン海会 ※チンは王ヘンに深ツクリの字
8月 9日  四万六千会 
9月 中日  秋季彼岸会・中日大施餓鬼会 
11月24日  天台会 
12月 8日  成道会 
12月14〜16日  三千佛礼拝行*
12月28日  懺悔会 
12月31日  諸堂回向・除夜 
毎月10日  御廟講・懺法講 
毎月18日  観音講・回向講 
毎月23日  地蔵講 
毎月28日 不動尊月例護摩供 
奇数月16日  大般若会 
   *印は、御本尊御開日
地図

交通機関
 JR又は山陽電鉄の姫路駅下車 姫路市営バスターミナルより「書写ロープウエイ」行乗車終点書写駅よりロープウェイ(4分)で山上駅 山上駅より約10分で仁王門に至り境内へ入る。
 
 
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