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第4部 |
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寺院大図鑑 218頁 掲載 |
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霊應山(れいおうざん) |
昌楽寺(しょうらくじ) |
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〒670−0056 |
兵庫県姫路市東今宿6丁目7番10号 |
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TEL 079−293−3753
FAX 079−293−3753
メール
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如意輪観世音菩薩 |
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仰ぎなば 照らさざめや ふだらくの 山も心に 有明の月 |
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当寺は慈覚大師(794〜864)密灌のところ性空上人(910〜1007)の開基である。上人が康保三年(966)書写を開山、同聖に帰依した播磨宿称巨智延昌が寛和元年(985)書写別院として建立、本尊は如意輪観世音菩薩、上人の弟子安鎮行者が書写の本尊御作の砌の「こころみの観音」と伝えられる。花山法皇寛和2年、長保4年再度書写御幸の際立寄られ小松をお手植えになった。(播磨鑑)釈迦堂、観音堂等整った寺であったが1500年代真宗11世顕如の頃道場を開設当初近在すべて天台宗であったが残らず同宗に罷り成った。当寺は衰微の一途を辿り大破に及び本寺より堂宇をたたみ堂一宇ばかし残し廃寺となった。寛保、天保の両年観音堂修理の際の棟札によれば中興等の年暦不分明とあり、大正11年廢寺復旧出願、許可になったが既倒を覆すに至っていない。 |
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JJR・山電 姫路駅前より神姫バス今宿循環線、東今宿下車北へ徒歩約五分 |
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