第3部 寺院大図鑑 150頁 掲載
法華山(ほっけさん)
一乗寺(いちじょうじ)
 
住所
〒675−2222
加西市坂本町821−17
 
連絡先・URL
TEL 0790−48−2006
FAX 0790−48−3848
メール
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御本尊
聖観世音菩薩


御詠歌
春は花 夏は橘 秋は菊 いつも妙なる 法の花山


縁起
 一乗寺は印度霊鷲山の法道仙人が日本に来て開かれた寺で、山の形が八葉の蓮華に似ているので妙法蓮華経の山即ち法華山と名づけられた。仙人は孝徳天皇の病気をおなおししたので、天皇の勅によって本堂を建立され、白雉元年(650)行幸あり、落慶法要を修せられ、一乗寺の勅額を賜って鎮護国家の道場となった。
 仙人持念の観音像は当山御本尊となり、霊験あらたかにして、遠近に知れわたり、神亀二年(725)行基菩薩が、天長二年(825)弘法大師がそれぞれ止錫された。永延二年(988)花山法皇御幸あり、十日間天下太平国家安穏を祈願され、金堂を大悲閣と命名され、『春は花夏は橘秋は菊いつも妙なる法の華山』と御詠あり、西国第二十六番札所として永く巡礼の霊場となった。
 当山は歴史も古く、白鳳から江戸初期にわたって文化財が数多く存する。中でも天台高僧画像十幅、三重塔は国宝に指定されており、重文指定は十数件にのぼっている。




年中行事
1月 1日 初詣(3ヶ日) 
1月18日  修正会 
3月24日  春彼岸会 
4月24日  定例宝物拝観日 
5月 8日  花祭大祭 
11月 5日  定例宝物拝観日 
地図

交通機関
JR姫路駅下車 神姫バス一乗寺経由社行乗車(34分) 一乗寺下車スグ
JR宝殿駅よりタクシー15分
乗用車、バス 加古川バイパス加古川西IC北上25分
         山陽自動車道加古川北インターより10分
         中国自動車道加西インターより25分
 
 
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