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| 弥陀三尊(阿弥陀如来、観世音菩薩、勢至菩薩) |
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| 西へゆく 心の月に照らされて 迷いの雲の あとかたもなし |
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およそ530年以前、西方寺は、法道仙人による金鶏山西光寺の塔頭として創建されていた。大化時代の建立で八百有余年隆昌をきわめていたが、幾度かの災禍によって頽廃。その後、本荘坂に建っていた西光寺の山門を現地に移し、当地に生まれ変わったと推定されている。約400年前、波多野秀治公の縁者によって再興され現在に及んでいる。
ご本尊は700年以上経過している阿弥陀如来、観世音菩薩、勢至菩薩の木造三尊立像である。同年代に作られた不動明王は仮殿に安置され、毎月28日に不動講によるお勤めが行われ1月28日の初不動には採灯大護摩供を奉修している。平成8年からは宝の道七福神霊場会第14番札所として三面大黒天を奉安し年6回、甲子の日に甲子会(きのえねえ)を営んでいる。この大黒天は比叡山延暦寺大黒堂に祀られている三面大黒天の御分身である。
山門の脇に時代を物語る榧(かや)の大木が枝を張り、境内には推定600年を経るサザンカの古木が際だった存在感を示し“さざんかの寺”と呼ばれる所以になっている。
郷土の義民市原清兵衛の菩提碑も建立され、地元及び酒造関係者の信仰を集めている。 |
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