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| 第１部 |
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寺院大図鑑 058頁 掲載 |
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| 法寫山（ほうしゃざん） |
| 善楽寺（ぜんらくじ） |
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| 〒６７３－０８９７ |
| 明石市大観町１１－８ |
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ＴＥＬ ０７８－９１３－１９４３
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| 地蔵大菩薩 |
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| もろもろの むくいぞはれよ 善楽寺 松のひかりに 法を写して |
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| 善楽寺は孝徳天皇の大化年中に天竺の僧法道仙人が開創した。天台宗の大寺院で、明石では最も古い寺である。平清盛ゆかりの地でもあり、源氏物語の舞台にもなった。寺伝によると、平安時代中期の天喜元年十月二十六日に住職だった源泉大和尚が延暦寺第三十一世座主になられている。元永二年に堂塔を焼失した。保元元年播磨守に任じられた平清盛はこの地を重視し、善楽寺のすべての堂塔伽藍を再興、念持佛であった木造の地蔵尊と寺領五百石を寄進した。平安時代末期には十七ヶ院を持ち、寺院も一キロ平方という広大なものだった。この頃清盛の弟教盛の子忠快法印が寺僧としており、源平合戦の最中である養和元年に亡くなった清盛の供養の為、巨大な五輪塔（現存）を建てた。戦国時代の天文八年に再建、昭和二十年七月七日戦災によって堂塔伽藍すべてを焼失した。昭和五十三年十王門（山門）復興、現在に至る。 |
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タクシー ＪＲ明石駅より十分、ＪＲ西明石駅より十五分
バス ＪＲ明石駅より藤江行き大観橋バス停下車、徒歩五分
自動車 神戸方面より第二神明大蔵谷インターから約十五分、加古川姫路方面より第二神明玉津インターから約十五分
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