寺院大図鑑作製委員会 委員長 宮崎実康
この度、仏青会員みんなが力を合わせて『寺院大図鑑CD版』を完成することができました。その間、作製委員会の開催は20数回、協議・共同作業時間はおおよそ120時間を要しました。ノートパソコンを持ち寄っての原稿の打ち込みから始まり、教区内全寺院の写真撮影、寺院紹介ページ雛形への原稿データと写真、地図の挿入と、ほとんどの作業を仏青会員で行いました。委員会での協議や共同作業は、時には深夜にまで及び、それでも出来なかった分は各自持ち帰って作業をし、メールやインターネット掲示板を利用しての意見交換も重ねてきました。このような共同作業を通してパソコン技術の習得はもとより、会員相互の意思疎通や信頼関係を築くことが出来たと思っています。
この間、草別宗務所長様を始め各部主事様や教区内寺院の全てのご住職様には格別のご理解とご協力を賜りましたこと心より厚く御礼を申し上げます。
この大図鑑は更なる広がりの可能性を持つものとして、兵庫仏青ホームページでの掲載を考えています。ついては、その広がりを単なる情報のばら撒きにすることなく、宗祖伝教大師の御教えが人々の心の拠り所となるように努めなければなりません。私たち兵庫仏青には更なる研鑽と実践が求められていることを認識しています。
この完成を契機に仏青活動の更なる活性化と充実を目指して取り組みを進めてまいります。今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
寺院大図鑑作製委員会の軌跡
平成17年4月14日
平成17年度仏青総会で『天台宗兵庫教区 寺院大図鑑CD版』の作製特別事業が決まる。作製にあたっては寺院大図鑑作製委員会を組織する。
5月23日
最初の作製委員会を開く。委員は6名でスタート。
5月30日
平成3年発行『寺院大図鑑』作製時の仏青会長であった日輪寺 虎熊光城師より、当時の様子や苦労話を聞く。
作製委員が17人に増える。
6月7日
今後の予定を計画し、次回委員会の作業内容を協議する。
6月10日
『寺院大図鑑』の内容をパソコンに入力する作業ルールや、入力寺院の分担等を決める。各部に持ち帰って寺院データの入力作業がスタートする。
7月3日
寺院データをHTML化する手法やCD製作・デザインの外注等について、パソコン技術に明るい委員で技術委員会を立ち上げる。
7月27日
教区内寺院への作製主旨・協力依頼書の封入、宛名書き作業。入力した寺院データの原稿を添削する。
8月1日
教区内寺院へ作製主旨・協力依頼書を発送する。
8月19日
原稿の発送作業を行う。
8月20日
教区内寺院へ原稿を発送し校正を依頼する。
寺院の外観等の写真撮影をスタート。
9月12日
有限会社 ヒュージとCDの各ページ内容やデザインについて打ち合わせ。寺院紹介ページの雛型を依頼する。
10月7日
技術委員会。地図の取り扱いやページ雛型への貼り付け方法等について検討する。
10月11日
帰ってきた校正原稿の訂正作業を行う。
10月20日
技術委員会。ページ・地図のレイアウトの検討、寺院紹介ページの雛型チェック等を行う。
10月27日
寺院データを雛型に貼り付ける作業。
11月4日
寺院データを雛型に貼り付ける作業のつづき。
11月14日
寺院紹介ページに外観等の写真を貼り付ける作業。
12月13日
寺院紹介のページに写真と地図を貼り付ける作業。
平成18年1月17日
寺院紹介ページの添削を行う。
2月1日
寺院紹介ページの最終校正依頼の発送作業。
2月18日
最終原稿の修正作業。レーベル、ジャケットデザインの検討。
3月6日
最終原稿の修正作業。レーベル、ジャケットデザインの決定。 3月20日
『天台宗兵庫教区 寺院大図鑑CD版』発行
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